今回は、病院・クリニック向けの内容です。
医療広告ガイドラインについてです。
医療広告ガイドラインは、医療機関における広告規制の指針を定めたものです。
医療広告が厳しくなっている背景としては、美容クリニックが大きく影響しています。美容クリニックのホームページなどで虚偽や誇大広告などのひどいアピールがあったためです。
消費者庁などにもかなり通報されているのだと思われます。
健康被害を無くすためにも医療広告ガイドラインが制定され、強化されていきました。
医療業界全体に適用されていしまっているような状態です。
私自身も今回、医療広告ガイドラインのことを把握するために、全部目を通しました。
厚生労働省の
こちらに詳しく記載されています。
この中でいうと、下記の2つをお時間のあるときに目を通していただくと良いです。
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000209841.pdf
https://www.mhlw.go.jp/content/001231198.pdf
口コミ対策は医療広告ガイドライン違反になるのか?
まず、結論からお伝えしていきます。
今回は、医療広告ガイドラインの中で「口コミ対策」だけに絞ってお伝えします。
口コミ対策に医療機関が関わる行為は医療広告ガイドラインの違反になります。
実際に、厚労省に問い合わせたところ、各地域の保健所で管轄をしているということで、保健所に問い合わせてみました。
そうしたところ、口コミに関わる行為自体がNGという風に明言されました。
口コミ対策ツールだけがダメなのか?
ある記事・動画で、「口コミ対策ツールを使うことは医療広告ガイドライン的にはダメですよ」とおっしゃっていたのですが、実はこれはちょっと誤解がある内容です。
口コミツールを使うことがダメというとツールを使わなければOKみたいに聞こえるのですが、口コミに関わる行為全部がダメということなのです。
つまり、ツールを使わなくても、口コミを案内すること自体がNGなのです。
では、どうすればよいのか?
保健所に確認することで何かしらの打開策があると思ったのですが、そうではありませんでした。
では、口コミ対策はいったいどうすれば良いのでしょうか?
「Google口コミは放っておけない」というクリニック・歯科医院の方々がいらっしゃいましたら、一度、クチコミマーケまでご相談ください。