こんにちは、クチコミマーケの狩生です。
先日、Googleから経営者や院長にとって、とても心強い発表がありました。
それは、お客様がお店やサービスを探す際に欠かせないGoogleマップの情報を、AI(人工知能)の力でさらに信頼性の高いものにしていくという内容です。
「変な口コミを書かれたら困るな…」「お店の情報、誰かに勝手に書き換えられたらどうしよう…」そんな心配を少しでも軽くしてくれる、Googleの新しい取り組みです。
今回は、その内容を分かりやすくお伝えします。
AIが「あれ?おかしいぞ?」を見つける
たとえば、こんな経験はありませんか?
- 近くのお店のクチコミがいきなり大量に増えている
- お店の名前が、以前と違うものに変わっている
これらは、もしかしたら誰かがいたずらで情報を書き換えたり、悪意のある業者が乗っ取りをしようとしたりしているのかもしれません。
GoogleのAI「Gemini(ジェミニ)」で、こういった「怪しいレビューや変更」を素早く見つけるようにするそうです。
このおかげで、2024年だけでも何千もの不審な情報変更を防ぐことができたそうです。
「やらせの良い口コミ」にもAIが対応
「星5つの良い口コミ」は嬉しいものですが、中には、お店を利用したことがない人がお金をもらって書いた「偽の良い口コミ」も紛れていることがあります。
これはGoogleのルール違反です。
AIは、こうした「偽の良い口コミ」を見つけるのも得意です。
投稿されてから時間が経った口コミも定期的にチェックし直し、「これは怪しいな」というパターンを見つけ出します。
さらに、アメリカやイギリスなど一部の国では、「この星5つの口コミは怪しいので削除しましたよ」というお知らせを、お店の人に見せる仕組みも始まっているようです。
このお知らせ機能は、世界中に広がる予定です。(5月から変わっているようですが、今のところまだ見かけたことがありません)
これによって、お店側も不当な口コミ操作が行われていないか、すぐに気づけるようになります。
まとめ
お客様がお店の情報を見つけるとき、その情報が信頼できることは何よりも大切です。
Googleは、AIなどの最新技術を使いながら、皆さんが安心してGoogleマップを使えるように、改善し続けています。