Googleクチコミに対する医師の集団提訴で口コミ対策は変わるか?

Googleに対する医師の集団提訴 クリニック・診療所・病院のクチコミ

こんにちは、クチコミマーケのWEBコンサルタント・狩生(かりう)です。

少し前になりますが、Googleに対して医師が集団提訴を行うということが話題になっていました。

Googleクチコミに関する提訴です。

事実と違う内容が投稿されること、さらに削除申請をしても削除されないなどの理由により、提訴することとなったようです。

詳しくは下記ページに詳しく解説されています。

医師90人がグーグルを集団提訴へ クチコミ放置で「被害受けた」 治療費の踏み倒し狙うケースも(AERA dot.) - Yahoo!ニュース
飲食店や病院などを選ぶ際に、参考になる「クチコミ」。しかし、実名を挙げての罵詈雑言や暴力的な書き込みが削除されずに放置されているとして、国内で最も多く利用されているグーグルマップを運営するグーグル

クチコミを削除してくれないGoogle

誹謗中傷や事実と異なる場合は、Googleに報告することができます。

ただ、なかなか削除してくれないんですよね。

そもそもGoogleには、削除申請に関する日本における部署が無いようです。

そうすると、大量に削除申請自体は来ているでしょうから、AIによる判断か多く来たものしか目視では対応できないということになります。

対応しようとしているが本質的ではない

Googleも対応しようとしています。

ただし、本質的な対応ではないんです。

たとえば、最近、投稿するときに注意書きが自動で出るようになりました。(クチコミ直リンクの場合など)

おそらくこのインフォメーションはもともとあったものですが、今だと、自動で出るようになっています。

これでは対策としてはあまり意味がないので、Googleアカウント自体の取り締まりや内容の精査などもう少しきちんとやっていただきたいものです。

投稿するほうが権利を持ってしまっている

上記で紹介した記事に、所管する厚生労働省の担当者のコメントが載っていました。

「個々の患者の状態は人それぞれであり、それをクチコミで書くことは誤った認識を読んだ人に与える恐れがあるため、医療広告の禁止事項に当てはまります」

医療の場合は、特に健康・命に関わるものなので、事実と異なるものに関してはきちんと対処していただきたいものです。

Googleクチコミは誰もが今では見るようになっていますので。

投稿するほうが権力を持っているというのはおかしな構造です。

あくまでも対等な立場だと思っています。

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